トライズのプログラムを始めてから4ヶ月。
Versantの試験では思うように点数をあげられていないが、少しは身になっているかな?と半信半疑な日々を過ごしている今日このごろ。。。
試しにTOEICでも受けてみるか!ということで実に二年ちょっとぶりにTOEICを受けてみることにしました。
てことで、今回はTOEIC受験という番外編です!
1年英語マスタープログラム「トライズ」
目次
■2年弱ぶりのTOEIC
僕が最後に受けたTOEICは2016年10月に社内で受けたIPテスト。当時、まだIPテストは新形式になっていませんでした。
公開テストになると2016年頭に受けた新形式になる前のものが最後。実に2年半ぶりのTOEIC受験でした。
■受講前のレベルは?
以前の記事にも書きましたが、2016年10月に受けたTOEICのIPテストは835点。L:400 R:435という内訳でした。

■いざ新形式に挑む!
新形式のTOEICを受けたことはなかったのですが、大方形式の変化内容は把握しておりました。
一応出題形式の変更についてまとめておきます。※既知の人は飛ばしてください。
iiBCサイトより引用
これを見ると明らかに難しくなっていて愕然としますね。。。
リーディング、リスニングともに負荷の少ないPart1,2,5の問題数が減り、Part3,6,7の問題が増えています。
リスニングは先読みが命だと思っていますが、3,4では最後の方の問題になると図表が出てきており、とにかく選択肢を全部読むのにそれなりの読解力が必要です。
リーディングは言うまでもなくシンプルに読む量が増えていてこれまた大変です、、、笑 トリプルパッセージ。。。
■戦略をどうするか、、、?
仕事、研究、トライズのプログラムでの学習があるわけなので、いわゆるTOEICに向けた勉強・対策を一からするつもりはありませんでした。
そのため、リスニングでのスコア向上を目指し、明らかな難化によりスコアの低下が予想されるリーディングで点をできるだけ落とさないように方針を立てました。
てことでまずはおなじみ新形式対応の公式問題集で実力を確かめます。今回用いたのはこちらです。
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こちらで一通り試してみるとリスニングでの難化ポイントはそれほど気になりませんでした。
むしろ一瞬で聞き逃すと点が取れないPart2が減ってくれたのがありがたいかも、、、とにかく2は食らいつきたいです。
3,4は問題文を先読みして全部の問題と全部の選択肢を読み切った状態で会話が読み上げられるのを待ちます。また、僕の場合はわかった瞬間にマークしています。このリズムを徹底して最後まで走り切るのが重要です。
このあたりは前よりも自信を持って回答できていると感じました。
一方でリーディングは全く時間内に終わりません。基本的に前から順番に解いていくスタンスを貫いていましたが、これは問題の取捨選択の必要性を痛感しました。。。
ということで、リーディングは直前にあがいてもしょうがないので、Part5に向けた対策だけ少しやることと、本番は潔くこの文章無理!と思ったら次に行くことを心に決めました。
なおPart5対策では以前に購入してあまり使えていなかったこれを使いました。
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思い出す程度なので空き時間にちまちまやった程度。
ただ、1000問の問題と略解が載った切り離せる小冊子があるので、非常に便利でおすすめな一冊です。
■リスニングはなかなかの手応え、リーディングはやはり難しい
そんなこんなで当日。
実際に受けた感想はリスニングが自信を持って回答できた!ということ。
ただ、もちろん一瞬で終わってしまうPart2もそうなのですが、一番厄介に感じたのは”意図問題”です。
Why does the woman say, “I can’t believe it!”
女性は何故 “I can’t believe it!”と言っていますか。(A)強く反対している
(B)説明を求めている
(C)がっかりしている
(D)喜びを持って驚いている
上にも書きましたが、僕は基本的に会話を聞きながらわかった瞬間に答えをマークし、問題文が読まれて始めてからは次の問題の質問と選択肢を読み始め、次の問題の会話が始まるまでにすべて読み切るという方式を取っています。
そのためキーワードが聞き取れただけですぐに答えがわからない意図問題は少し難しいと思いました。
調べてみたら、こちらも新形式の問題だったのですね笑 図表よりもこちらのほうが注意が必要かと思いました。
リーディングは終わらないことがわかっていたので、Part5と6でスピードアップを図るも慎重に解き進めました。時間配分はぴったり20分。ここまでは順調といった感じです。
ちなみにPart6は旧形式からそうなのですが、僕の場合はすべての文章を読んで回答しています。
問題は長文読解。
前から解いて行き、少しでもこの文章頭に入ってきにくいなと感じたら次にいくという方式を取りました。
(一番気をつけなければならないのは、マークをする箇所のミスなのでそのへんは抜かりなくやりましょう。)
シングルパッセージの新聞記事、特にM&Aのものや固有名詞が多く出てくるものなどはすぐに飛ばしました。
ダブルパッセージやトリプルパッセージのほうが簡単なものもあるので、これは正解だと思いました。
最後はもちろん塗り絵にはなりましたが、ベストは尽くせたかなという印象で終わりました。
■Lは驚異の70点UP、Rは15点のDown、、、

結果はというとL:470とR420の計890。
個人的には万々歳の結果であると同時に、あと10点で900という非常に悔しくもある結果でした。。。
Lは前回に比べて70点アップ。Rもなんとか耐え15点のダウンにとどめました。
今回(第232回)のRは著名なTOEIC講師から見ても異常なほどの難しさだったとのこと。(リンク)
(たぶん僕が受けたのとフォームが違うと思いますが、同じ問題が多く出題されたと思います。)
そのため、よく耐えた!という感じですね。

詳細はこんな感じ。やはりリスニングの暗示の部分が良くないですね、、、
短い会話部分より長い会話のほうが正答率が高く、Part3,4で先読みがうまく行った結果がよく現れています。
TEX加藤さんのブログを見ると、自分の誤答の数を知ることができるのですが、リスニングに関しては11問間違えているようです。
(みなさんも受験後に是非参考にしてみてください!)
11問間違えていても470点出るんですね!笑
リーディングは思ったよりも文法が弱い、、、笑 早く正確に得点したいものですね。
ですが、リスニングと比べると全体平均がものすごく低いですね。この出来でも全体の上位10%に入るようです。
■少しは成長を実感
TORAIZのプログラムを通して英語の学習を進めていましたが、学習時間が思うように取れないこともあり、あまり英語力の向上を感じられていませんでした。実際にVersantのスコアも開始前に受けたものより低い点数になっているのも事実、、、
ただ、毎日少しずつシャドーイングをしていることで、少なからずリスニング力は上がっているのではないかと感じました。
今回は、Versantの点数あがらん!気晴らしでTOEICでも受けてみるか!と特に注力して対策は行いませんでしたが、見事最高点を更新することもできました。
課題はやはりスピーキング。今後はスピーキングに力を入れて行きたいと感じた次第でした。
プログラムの3分の1が終わってしまいましたが、今後も引き続き頑張っていきたいと思います。
ちなみにコンサルタントの方に報告したらこのようなメールを頂きました笑 ほぼ満点は言いすぎですけどね!笑
