英語に悩める僕が、”1年で1000時間学習し英語を身につける!パーソナルコーチ型の英会話教室TORAIZ[トライズ]”の無料カウンセリングに行ってきました。今回はそのレポートです!
初めに伝えておきますが、僕は入会をその場で決めました。他のレポートを見ると、結局入会しなかったみたいなものばかり。本来無い体験レッスンとか書いてあるし、、、宣伝用なんだろな。
【無料カウンセリング】トライズなら1年で英語が話せる
目次
■社会人になって初めて生まれた英語コンプレックス
学生時代、英語はそれほど不得意ではありませんでした。むしろ試験では得点源の科目でした。それが社会人になって初めてのどん底を味わいます。
とにかく仕事で英語を使います。週に1度は海外の方を交えて英語で電話会議、アメリカへの出張も2度経験。オフィスも外国人が半分近くを占め、日本人も海外留学経験者と帰国子女ばかり。そこら中から英語が聞こえてきます。
非常にありがたい環境ですが、同時に辛い環境でもあります。なぜなら読み書きはまだしも、英語を”喋る”・”聞く”という点はからっきしだからです。。。三人以上の会議では自分の存在意義を見いだせません。
今までの英語の勉強というと受験とTOEIC、社会人になって始めたオンライン英会話くらい。TOEICで言えばLRで835点とそれなりのスコアを持ってはいますが、これが会話という点では全く使い物にならないのです。むしろ正しく話さなければ!と邪魔をしている感。

IPかよ!という方、申し訳ありません。公式は825になります。
ちなみにTOEICSWはS120、W150。換算式に直すと、S120=LR605〜670、W150=LR760〜820だそうで、Sは実に150点以上の差です。。。

試しに受けてみましたが、SWはまじでムズいです。
せっかく会社で色々チャンスをもらってるのに、英語が出て来るだけで萎縮の日々。。。これでは勿体無い!と強い気持ちでトライズの門を叩きました。
■いざトライズへ潜入!
新宿センターの予約がいっぱいだということで、選んだのは田町三田センター。田町駅から徒歩5分と非常にアクセスが良い場所にありました。
16年12月にOPENしたばかりということで、内装は非常に綺麗です。ただ想像よりこじんまりとしていました。
面会室に通され、まずカウンセリングシートの記入を求められます。氏名生年月日などの基本情報の他に以下の質問に答えます。
- 今までの英語学習内容と期間
- 英語学習についての悩み
- 現在のTOEICのスコアなど
- 1年後の目標(どのように英語が使えるようになりたいか)
机の横には英語の参考書が何冊か。創業者の三木雄信さん著の”海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる”をパラパラと見ていると、イングリッシュコンサルタントの方が現れました。ちなみにだいぶキレイめな女性です笑
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忙しいビジネスマンでも1,000時間で英語をマスター
話はその創業者三木氏のエピソードから始まります。ソフトバンクの孫社長の秘書として入社した三木氏。当初は英語ができるかと聞かれて”日常会話くらいなら”と返答していたそうですが、入社後の海外出張で英語が全く話せないことがバレます。このままでは首になる!という危機感のもと、必死に勉強して英語が話せるようになったというものです。。
続いて、売りにしている学習時間のお話に。まとめると以下の通りです。
- 日本人が英語をマスターするには2200時間必要
- 中高までの教育で1200時間勉強している
- 今までの学習方法はライティングとリーディングという目を使った学習、耳と口を全然使っていない
- 残り1000時間やらないとマスターできない!
年間1000時間 ≒ 週20時間 ≒ 1日3時間。

この量の時間の学習を達成するために、日本人コンサルタント、ネイティヴ講師がタッグを組んで一緒にサポートをしてくれるという形式です。市販教材を用いた個人学習と授業の2軸で学習を進めます。
日本人コンサルタントは学習管理とモチベーションコントロールが主な役割です。帰国子女やバイリンガルではなく、日本人として英語を身に着けた方がつくので、英語の悩みを気軽に相談できます。

”英語をマスター”の基準はネイティヴ並の発音などを目指すわけではなく、海外赴任レベルになることだそう。後述するVersantというテストで50点あたりだそうです。
自主学習教材はスピーキングとリスニングで一冊ずつ!
使用教材は市販品です。
最初にスピーキング、リスニングそれぞれ1冊ずつ選び、これを完璧にします。大体半年で1冊終え、次の教材を使うようになる方が多いとか。
スピーキングのメインはフレーズの暗記です。
フレーズ本を使い、日本語を言われた後瞬時に英語が出てくるかをチェックします。目的に応じて分野に特化したフレーズ集を使うそうです。
リスニングのメインはシャドーイング。
教材は映画1本のセリフを全て文字起こしした、スクリーンプレイのシリーズを使うそうです。映画は一本の中に様々なシーンが凝縮されていて、色々な表現と語彙が身につくためこれを使うということ。おすすめは色々なシーンが満遍なく入っている”プラダを着た悪魔”だそうで、これを使う受講生が多いそうです。
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映画にほぼ興味がない僕でもこれは良いなと感じました。上記にあげている理由もそうですが、何よりTOEICの教材のような”整頓された”英語をひたすらシャドーイングしてもネイティヴの話は聞き取れないのではないかと考えていたからです。
色々な教材に手を出して挫折してしまう僕にとって、やるのは一冊と決まっている!というところも合っているなと感じました。
選べる2つの授業形式
授業の方式は次の2パターンから選びます。
- 対面グループレッスン(50分)週1コマ+Skepe個人レッスン(25分)週2コマ
- Skepe個人レッスン(25分)週3コマ
どちらのレッスンも1年間固定の日程で行われます。
グループレッスンに関しては最大4名の受講生で、内容は主に賛否を意見し合うディベートとのこと。ある程度のレベル分けがされているそうです。
グループレッスンのメリットはモチベーション維持、また他者から学ぶことができるという点です。メンバーが固定なため仲が良くなるとのこと。
個人レッスンはSkype形式なため、通学の必要がありません。また内容も自分のやりたいことに特化して行うことが出来るメリットがあります。
一長一短ですが、グループレッスンのほうがあっていると感じました。オンライン英会話の経験があるせいかパソコン越しで話すのには慣れていますが、対面は非常に緊張するためこれを克服したいのです。また、必要に応じて話に割って入るなどを学ぶには複数人受講生がいるほうが良いと感じました。
継続には不可欠な進捗確認
自主学習はほぼ一ヶ月以内に挫折する!だそうで、途中休会するもオンライン英会話をほぼ毎日、1年間くらい続けていたという話をすると驚かれました笑
ただ、1日3時間を1年間、、、絶対にモチベーションが続かない自信があります。なのでトライズのサポート体制は気になるところです。ここにお金を払うわけですから。
- 毎日の学習報告とフィードバック
専用のアプリを使って毎日自分の学習状況の報告をします。これは授業をするネイティヴ講師にも共有されており、授業内容に反映されるそうです。毎日レポートを書くことによって絶対にやらなきゃいけないという気持ちになりますね。
- 2週間に一度の進捗確認
2週間に一度小テストを兼ねた進捗確認があります。スピーキングの場合は日本語を言われて瞬時に英語で返せるか、”瞬発力”のテストがあるそうです。こういう小テスト形式は僕には合っているなと感じました。ここで出来ない思いをするのは悔しいですからね。
- 1ヶ月に一度のVersantの受験
一番いいなと思ったのはこのVersantを毎月受けるということです。20分程度のテストで実践的な英語力を測ることができるものだそう。この試験の名前はトライズを調べるまで知らなかったのですが、次の2点から非常にいいなと思いました。
- すぐに結果がわかる
TOEICSWだと結果の返却に3週間程度かかります。僕の場合は、とにかく結果が気になってその間勉強をやる気にならないです笑 - 得点の内訳がわかる
SWの結果はほぼスコアのみでどこがどう弱いなどの個別のアドバイスが少ないです。それに対してVersantは5個の項目別にデータがわかります。
結果がすぐに分かり、信頼度の高い試験を毎月受ける必要があるというのは、モチベーション維持には最適だと思いました。
値段は考え方次第
さて、気になる費用はこちら(2018年3月現在)。決して安くはない、むしろ高いです。
・初期費用 235,000
- 入会金 50,000円
- コンサルティング費185,000円
・月額費 98,000円 × 12
税込みでざっと150万円ってところでしょうか。高めな私立大学の学費ですね笑
ちなみに一括振込の場合は割引があります。
- 一年分一括振込の場合:15万円の割引で 1,369,880円
- 半年分一括振込の場合:8万円の割引で
初回 804,840円 + 2回目 605,040円 = 1,409,880円
また、一括振込の場合は受講開始後1ヶ月以内なら理由を問わず全額返金が可能。
学習しても成果がでなかった場合は①の場合は3ヶ月、②の場合は1ヶ月の無料延長があります。ただこれは今まで使用例がないとのこと。この得点は無いに等しいです。
(そもそもこの学習方法で1年やってダメだった人が3ヶ月延長したところで、効果があるとも思いません笑)
確かにぶっちゃけて言えば高いです。ただ、手段である英語の習得のために何年も費やすのは嫌なので、ここで集中的にやってしまおうと考え、その場でサインしました。
一年後まだ会議で黙ってることを考えたらやるしかない!という感じです。
年齢層は結構高め
年齢は30代後半〜40代。
開始時の英語力はVersantで25〜35点の人がほとんどとのこと。(換算式上TOEICLR389点〜561点)
LRの平均は今や600点近いようですので、おそらくこのような点ということはないでしょう。LRの点に比べると英語を話すのが苦手な人が来ていると予想です。(僕を含めほとんどの日本人はそうですが。。。)
■まとめ

以下個人的なトライズの良い点と悪い点を述べます。
良い点
- 教材が市販品
市販にあるものから合ったものを選べるのはいいです。教材を作ってる会社はいくらでもあるので、これを利用するほうが効率的です。映画の教材を使うという点も良かったです。
- 進捗管理の方法が自分に合っている
2週間に一回の小テストと毎月外部のテストを受けるという点がモチベーションにつながると考えました。
- 忙しいビジネスマンがメイン層
受講者のほとんどが30代後半から40代。20代の人は少なく、僕はかなり若い部類だそうです。役職につき始め、まさに働き盛りという人たちでもプログラムを完走できるのだからできるはずだ!と思いました。
悪い点
- 費用が高い特に初期費用が高いのがネックです。
- 授業時間が固定で振替ができないグループレッスンはまだしも、Skypeを使用した個別レッスンの時間が年間で固定なのは厳しい。また振替も原則対応していません。
- 日曜日が休みサラリーマンとしては土日を有効活用したいところですが、日曜は休みです。。。実はこれが結構痛い。
■今後に乞うご期待!
ちなみに受講を考えていると周囲に相談した所、
150万!?なんでそんな高い金払うの?
もっといい方法あるんじゃないの?
という意見しかありませんでした笑
それでも受講を決めたのは
とにかく切羽詰まってる から
クビの危機!というわけではありませんが、のほほんとしてればどんどんチャンスを無駄にします。それが怖いからに他なりません。
こういう人にこそトライズは向いているのだと思います。
このブログでは、スポーツとデータ、社会人大学院生活などをメインにしようと考えていますが、この英語学習の進捗もこれから書いていきたいと思います。乞うご期待!