先日無事入学許可証が届きましたので、春からまた大学院生になることが決まりました!
学部・修士まではスポーツバイオメカニクスを専攻。しかし、春からはコンピュータービジョンの研究科へ。。。
そのため、正規の博士課程ではなく”研究生”という特別学生での受験にしました。ちなみに働きながら自費で行きます。研究テーマは”画像解析技術を用いたフィギュアスケートの動作解析”を予定しています。
■研究生とは?
どの大学にも研究生の制度があるかわからないのですが、端的にいうと”教授の研究指導のみを受ける”学生です。学位は取得できません。
授業を聴講するのみの聴講生や、単位取得のみを目指す”科目履修生”のゼミ版と捉えるとわかりやすいかもしれません。特別学生はしっかり学生証も交付されます。(学割も使えます!)
入試は基本的に書類審査のみでOKでした。(面接をする場合があると書かれていたのでビビってました。笑)
卒業証明書、成績書、研究計画書などを提出します。受け入れ先の教授と入学後の研究計画についてしっかり打ち合わせをすることが必要です。ここが合否に直結する部分だと思います。
僕の場合は去年の6月にとある学会発表に参加した際に、その研究室に興味を持ったのでメールを送ったのがきっかけです。
その後メールでのやりとりをし、実際に研究計画に関する面談を複数回行いました。学部生の卒論発表に参加したりもしましたね。専門外の分野だったのでしっかりと下調べをしました。
気になる費用ですが、1年間で、登録料8万円と学費35万円で合わせて43万円になります。受験料18,000円が別にかかります。費用が博士課程の約半分くらいで済むのは魅力的です。
■何故研究生を選んだか?
何故最初から博士課程にしなかったのか、は簡単に言うと以下のとおりです。
- 修士課程までの専門と違う分野でいきなり博士課程進学は厳しいと感じた
- できれば費用を抑えたかった
- 正規学生だと会社の上長の許可が必要であった。
→上長に相談した所、会社として認めるなら研究科や研究テーマに業務との親和性が欲しいと言われた。(これは納得いっていないので再度相談しようと思っている。)
これらの理由から、まず研究生の段階を経て、次にどうするべきかを考えたいと思っています。
学び直したい社会人が増えていると思うので、選択肢として”まずは研究生”というのも考えてみてはいかがでしょうか!今後は社会人大学生としての生活に関しての記事も書いていきます。