2019年は自分にとって色々変化があった一年でした。
印象的だった出来事をピックアップしてまとめていきます。
目次
第1回 SportsAnalystMeetupでLTを初経験。の先に、、、
自分にとって最も大きな出来事かもしれません。
2月24日、記念すべき第一回SportsAnalystMeetupが開催。
ここで、画像認識技術を使ってフィギュアスケートの回転不足を機械で判定してみた!というテーマでLT登壇を行いました。初LTでビビりまくりでしたが、非常に楽しかったです。

また、登壇がきっかけで、ITmedia様に取材記事を書いて頂きました。
元選手なんてレベルでは到底ないのですが、 #spoana で発表した内容を中心に現在取り組んでいるフィギュアスケートの研究について@matsuken0716 さんに大変素晴らしい取材記事を書いて頂きました!(涙)
本当に恐縮です…何か動きがあるといいなぁ…https://t.co/1516JIiUkM
— Seiji Hirosawa|スポーツ映像分析 (@hironowa_ru) April 11, 2019
担当して頂いた松本さん(@matsuken0716)には、こちら側の考えていることを完全に理解して頂き、強烈な後押しになる記事に仕上げて頂きました。。。
この後、さらに複数の媒体から取材を行いたいと連絡を頂きましたが、こちらの考えとメディアが発信したい内容にズレがあり、全てお断りしました。松本さんに担当いただけたこと、本当に感謝しております。。。
記事のリリース後、ある大学の教授から問い合わせがあり、結果その方にアドバイザーとして研究に加わって頂くことにつながりました!
また、他にも連携の話が上がってきている状況です。
自分が取り組んでいることや勉強していることは、完成に程遠かったとしてもアウトプットするべき!と前職のときにエンジニアの上司に言われ続けていましたが、これら一連の出来事は、その意味を身を持って痛感する機会になりました。
日本氷上スポーツ学会第一回研究大会で初の学会発表
1月に設立総会が行われた日本氷上スポーツ学会。

町田樹さん記念講演会
フィギュアのみならず氷上スポーツが取り巻く環境を俯瞰的に見て産業構造の不安定さを指摘
上記を含む様々な問題を解決するために氷上スポーツ学会があるべき姿を3つの横断性(種目間連携、様々な分野、様々な立場)として提言
設立講演会の名にふさわしい素晴らしい講演で鳥肌
— Seiji Hirosawa|スポーツ映像分析 (@hironowa_ru) January 4, 2019
6月29日、日本氷上スポーツ学会第一回研究大会にて自身初の学会発表を行いました!
記念すべき第1回日本氷上スポーツ学会で研究報告!
様々な方からフィードバックを頂けて大変貴重な機会でした!
現場にアカデミックな知見を還元できる人材になると同時に、他の分野の専門家に取り組んでいる分野の動向をきちんと伝えられるようにこれからも精進!😎 pic.twitter.com/tyHesDyDpT
— Seiji Hirosawa|スポーツ映像分析 (@hironowa_ru) June 29, 2019
学会での発表を通じて多くの方から貴重な意見を頂きました。特に口頭発表の質疑では、元オリンピック日本代表の町田樹さんから直々に研究発表について質問を頂きました。また懇親会では氷上スポーツファンの方ともたくさんお話をさせて頂きました。
全ての意見をそのまま取り入れることはもちろん難しいのですが、頂いた意見を元に今後も研究をブラッシュアップして行く予定です!
研究生 → 後期博士課程へ
18年・19年度と社会人をしながら研究生として大学院に通っていました。前述のように環境が好転してきたため、来年度より後期博士課程に進学することを決意!
7月に無事入試を突破しました。晴れて来年度から後期博士課程の大学院生になります。

修士課程とは違う分野での博士課程進学になるため四苦八苦ですが、指導教授を始め、学生たちからも日々多くのことを学んでいます。時にはつきっきりでわからないところを教えてくれる学生には本当に感謝しかないです。
KEIO SDM Sports X Leaders Program 修了
2月10日、第1期生として参加していた、慶應義塾大学SDM研究科が主催するSports X Leaders Program(SDM SXLP)の最終報告回が行われました。
求む「構造改革できる人材」、慶應SDMがスポーツ経営人材育成に取り組むワケ「KEIO SDM Sports X Leaders Program2018」最終報告会レポート
自身は部活動チームに所属。
グループとして、部活動を取り巻く課題のマッピング・部活動が持つ価値の再定義を行い、資料にまとめました。
また、個人ワークとして、自身がかつて所属していた大学スケート部フィギュア部門を題材に、システムズエンジニアリングの手法を用いて部活動が解決すべき問題の整理と再設定を行いました。
6月には2期生の講座が開講。
SDM SXLP第2期Kick off!!
そしてようやく受講証もらえた笑 pic.twitter.com/yoy5kEM0rA
— Seiji Hirosawa|スポーツ映像分析 (@hironowa_ru) June 16, 2019
20年2月に2期生の最終報告会が行われる予定です。
来年度からはまた新たな試みが行われるSDM SXLP。乞うご期待!!
業務としてのスポーツの関わり
業務を通して、今までに関わったことが無いスポーツ競技の現場に携わることができました。
- ショートトラックスピードスケート
- 空手
- パラカヌー
- パラ陸上
- 視覚障害者柔道
また、各種大会やナショナル合宿などへのサポート帯同を通して、一年間で多くの国や都市に足を運びました。
- ドイツ(ドレスデン)
- イタリア(トリノ、ジェノバ)
- ブルガリア(ソフィア)
- モロッコ(ラバト)
- アゼルバイジャン(バクー)
- 中国(上海)
- カナダ(モントリオール)
- フランス(パリ)
- ロシア(モスクワ)
- アメリカ(ソルトレイクシティ)
- 国内(北海道、香川、長野、愛知など)
いよいよ2020年
スポーツ界は超ビックイベントイヤー。
そんな中でも、地に足をつけて着実にをモットーにしていきます。
また、勉強してきたことや自身の取り組みをアウトプットして、それを通じてのつながりやコミュニティをどんどん増やしていきたいです。
博士課程進学は不安しかないですが、気持ちを折らずに着実に成果を積み上げていきたいです。
今年お世話になった方々ありがとうございました!