スポーツアナリティクス

KEIO SDM SportsX Leaders Programの選抜に通った話

最近は英語学習ばかりの記事になっており、もはや英語学習のブログになっていますが笑(研究の方があまり進んでいないためです笑)

今回は、大学主催のスポーツに関する選抜型プログラムに参加することになったので、こちらに関して書いて行こうと思います

■KEIO SDM SportsX Leaders Program

そのプログラムとは、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント(SDM)研究科が主催する、SportsX Leaders Programというものです。

SDM研究科とは

SDM研究科は慶應義塾大学の独立大学院です。社会人の学び直しで来る方が多いということでも話題の大学院で(記事参照)、2008年設立と新しい大学院でもあります。

この研究科の研究分野は多岐にわたり、あらゆる対象を一つのシステムと捉え、様々な視点からアプローチで研究をしていくものです

もちろんスポーツも例外ではなく、SDM研究科では2016年からSportsXというカンファレンスを開催しています。

スポーツ×〇〇というテーマで、様々な分野のセッションが展開されるもので、年々存在感を増してきています。実際に2018年度は日本経済新聞社との共催になるそうです。

このSportsXは以前このブログでも扱ったMIT Sloan Sports Analytics Conferenceに影響を受けて誕生したものです。MITカンファレンスについては以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
MIT Sloan Sports Analytics Conference2018に行ってきた! さて一発目の記事は、2018年2月23日・24日に米国ボストンで行われたMIT Sloan Schoolが主催するSports ...

 

■2018年からスポーツ人材育成プログラムを開講!

上記のような特徴を持つSDM研究科ですが、2018年からスポーツ産業をシステムと捉えスポーツ界の次世代のリーダーとなる人材の育成プログラム KEIO SDM Sports X Leaders Program を開講しました。

参加者を公募するのは18年が第一期とのことですが、17年度にスポーツ関連のメンバーを集めて試験的にプログラムを行ったそうです。

定員は15名(一部推薦者があり)で、志望理由書の提出と面接が予定されておりましたが、僕の場合は書類選考のみで参加が決まりました。(18年度の募集要項

プログラムは4つのフェーズに分かれている

プログラム全体の概要は以下のようになっています。

 

  • フェーズ1:土曜日に10時〜18時までの講義を行うそうです。計3日間になります。
  • フェーズ2:海外トップクラスのスポーツビジネス大学院教員により、月曜日〜金曜日まで計5日間の集中講義が行われます。
  • こちらは本プログラムの参加者以外にも公募をするとのことでしたので、今からでも参加できる可能性があります。
  • フェーズ3:海外視察ツアーを予定しているそうです。こちらの詳細は未定です。
  • フェーズ4:フェーズ1と同じように計3日間の講義が10時〜18時の日程で行われるそうです。

注目すべきは、このプログラムの費用です。海外研修の実費分を除くと全て無料なのです。

SDM研究科は慶應義塾大学の一般的な他研究科に比べて授業料が非常に高額です。例えば修士の二年間では約400万円かかります、、、

第一期ということで今回が特別なのかもしれませんが、内容を見ても非常に素晴らしい機会を提供して頂いているなと感じます。

■なぜ本プログラムの参加を希望したか

僕が本プログラムの参加を希望した理由は大きく次の2つです。

  1. 業務を通して”部分最適ではなく全体最適を考えることの必要性”を痛感したこと

  2. 本講座でのインプットをそのまま業務に活かすことができると感じたこと

部分最適ではなく全体最適を考えることの必要性

僕は普段スポーツ用品メーカーで働いています。

入社前から会社の持つユーザーの様々なデータを活用することで、一人ひとりに合った用品の提供が行えるのではないかと考えており、それを実現したいと思っていました。

しかし、実際はそれほど簡単なことではありませんでした。その大きな理由の一つが、個別のシステムがそのサービスに対してのみ最適化されていたためです。

そのため、それらを適切に組み合わせることで、より大きな価値をユーザーに提供することの実現が、想像よりも遥かに難しいことが入社して初めてわかったのです。

僕はこの理由を、全体を俯瞰してサービスを設計し、その実現に向けてのリーダーシップを発揮できる人材がいないことだと考えています。

というのも、比較的大きな規模の会社では基本的に縦割りの部署単位で動くことが主流です。そのため、それぞれが独自に最適化を目指しやすい構造になっており、それぞれの部署を横串で指すような最適化を目指すことが難しいのだと考えているからです。

このようなために、”全体最適を設計する”という経験を経ないまま経営層となる方も多くいるのだと推察しています。社歴の浅いうちから、システムエンジニアリングのように全体を一つのシステムと捉える思考を身に着けていくことの重要性を強く感じ、本講座に是非参加したいと感じたのです。

また、通常業務では新規事業の開発とオープンイノベーションの推進にも携わっているため、ここで得た知見を生かして、スポーツ界に新たなサービスを提供できるよう精進していくつもりです!

講座の様子はこのブログでも適宜記事にしていく予定ですので、ぜひそちらもお読みいただければと思います。

 

ABOUT ME
@hironowa_ru
修士まではスポーツバイオメカニクスを専攻。新卒で総合スポーツ用品メーカーに入社し、デジタル分野の新規事業開発に従事。現在は日本代表選手団に向けた映像分析サポートを行っており、大学院でコンピュータビジョンの観点からスポーツ映像解析の研究を行っている。
こちらの記事もおすすめ!
フィギュアスケート

ついに発見!?フィギュアスケートアナリスト!

10月 27, 2019
Sports Analytics Dr.(仮)
今まで様々なスポーツアナリティクス関連のイベントに参加してきましたが、フィギュアスケートの話を聞いたことは全くありませんでした。 また、自分が競技を行ってきた中でもいわゆるス …
スポーツアナリティクス

【事例編】0からスポーツアナリストになるためにした最初の一歩!

10月 29, 2019
Sports Analytics Dr.(仮)
現在日本代表チームのサポートを映像分析の観点から行っていますが、今回は一つの事例として学生のときに自分がこの分野に興味を持ってから、まず始め …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です