KEIO SDM SportsX conference2018に行ってきた【Part1】

今回は慶應義塾大学システムデザインマネジメント(SDM)研究科が主催するイベントSportsX2018に参加してきましたのでそちらのレポートになります。

なお、別の記事で書いていますが、僕はSDMSportsX Leaders Programに参加しており、こちらも全体のプログラムのうちの一つになっています。(そのため参加費や懇親会費は無料です笑 ありがとうございました!)

また、今回はすべての講演で撮影・録音が禁止されていたため、主に文字のみの情報になります、、、

■2018年のテーマは”inter-DISCIPLINES”

今年で3回目を迎える今回のカンファレンスのテーマは”inter-DISCIPLINES”。年々規模を拡大し、今年は日経新聞社との協賛で行われました。

Inter-disciplinesとは分野を横断した原理原則のことで、複数の分野をまたぐMulti-disciplinesとはまた違う意味を持つとのこと。

そもそもSportsXの名前の由来は スポーツ × 〇〇 というもので、スポーツと他分野との融合を意味しています。

今回のカンファレンスでは、2日間で計45個ものセッションが行われ、多角的な視点からの議論が展開されていました。

今回は僕が参加したセッションの一部を”ざっくりと”紹介させていただきます。

なお、会場では同時に3〜5個のセッションが行われていましたが、メイン会場で行われたもののみこちらのサイトで公開されていますので、興味の有る方は御覧ください!

■「ANAが考える、スポーツを活用した取り組み」
~ヒコーキ移動を睡眠の観点から考える~

ANAでスポーツといえば、羽生結弦選手を思い出しますが、、、

登壇ではこのようなスポンサーシップとは全く別の取り組みについて話をしていました。

ひとつはANAのAVATARプロジェクト。これはカメラとモニターがついた遠隔ロボットです。

コンセプトムービーはこちら

まだ実現には至っていないですが、今後は触覚フィードバックを利用し、遠隔のエスコートキッズやスポーツスキルに対してのコーチングを行うことを考えているそうです。

もうひとつは、搭乗体験の視点から。

代表クラスの選手となれば国際大会に飛行機で移動します。その際の搭乗体験をよりよくし、最大限パフォーマンスを発揮していただくため、乗ると元気になる飛行機をコンセプトに、時差ボケ解消アプリを作るなど様々な取り組みをしているそうでした。

ここの事例もそうなのですが、僕が面白いと感じたのはANAの組織。

今回登壇された方はデジタルデザインラボという2016年に新設された部署の方でした。

この部署の行動指針は

懐は深く、門は広く、スピード重視、失敗を容認、真剣な遊び心でチームアウトプットを目指す

航空事業という安全性を一番に考える会社であっても、このような行動指針のチームがあることが驚きでした。

実際に、瞬間移動の実現を真面目に考えているそうです。

新規事業の部署にいる身としては、見習わなければならないと感じた次第です。

■「スポーツアナリストの育成と可能性を考える」
~サッカーでの事例を元に~

この講演はデータスタジアム社が主催したスポーツアナリスト育成講座についてのものでした。この講座はサッカーを対象にしており、サンフレッチェ広島やヴィッセル神戸などのJリーグのチームで分析を経験した方が講師となる他、現場の方々のフィードバックを受けながらの実践的な講座になっているそうです。

ちなみに、講演中でも紹介されていますが、データスタジアムのホームページにアナリストの紹介ページが作られていますね。一部の方はコラムを執筆しています。アナリストという職業に興味が有る方は是非チェックしてみましょう。

講座の概要の他にメイントピックとなったのが、この講座を受講し終えた黒川さんが、今春からサッカーJ3の藤枝MYFCテクニカルコーチに就任されたということで、講習の内容がそのまま現場で使えるようなものになっていることが伺えます。

もう一つのトピックが、スポーツに全く馴染みのない会社さんからこの研修を社内でやってほしいというアプローチがあったというものです。

デザイナーなどクリエィティブな方が多い会社で、論理的な思考を学ぶために身近なスポーツを題材に学んでもらおうと考えたのがきっかけだそうです。

今回はパラスポーツ×企業研修といったセッションがあったり、Iotのセッションでスポーツを題材にプログラミングを子どもたちに学ばせる試みなどもしているなど、スポーツを題材にして何かを学ぶというお話が複数見られ、非常に面白い取り組みであるなと感じました。

■「グローバルに行こう!」
〜アスリートのように世界を舞台に生きるという選択〜

現在サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグの放映権ビジネスを担当されている岡部さんのセッション。当日はスイスからの遠隔で講演を行っていました。

実は去年も岡部さんの講演をSportsXで聞いており、すごく刺激を受けたのです。

去年は講演を聞いたあと、すぐにこの本を買い、社会人を続けながら大学院行こう!、英語をもっとしっかり学ぼうと決めたのでした。

国際スポーツ組織で働こう!

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今回も去年と内容としては大きく変わらず、

  • とにかく海外に出て日本を客観的に見れるようになること。
  • 自分の好きなことを貫くこと。
  • そのために、自分のセールスポイントを磨き、売り込むこと。

を語っていました。

岡部さんは、ざっくりとですが日韓W杯に感銘を受け、ケンブリッジ大学にMBA取得のため留学。その後約100のスポーツチームや協会、組織に自分を売り込み、今のポジションを獲得した方です。

(なお岡部さんのご経歴についてはこの記事が非常にまとまっていますので、ここでは割愛します。是非読んでみてください!)

僕が岡部さんに刺激を受ける要因の一つが、逆算思考でキャリア形成を行っているところです。

つまり、自分の将来のビジョンを明確に持っていて、それを実現するにはどのような道を歩めばよいかを考え、迷わずそれを実行するということです。

僕の周りには、是が非でもこれをやりたいんだ!という強いビジョンを持っている人が少なく、逆算してキャリアを考えるというよりかは、目の前の仕事に没頭することで、世界が広がり、やりたいことが見えてきたという文脈で話される方が非常に多いのです

僕自身もやりたいことが明確にある方なので、岡部さんのお話は非常に参考になりましたし、今色々迷っている身としてはさらに刺激になりました。

今回の講演の後で、またネクストアクションを決めたので、そちらに邁進していく所存です。

スポーツ界で働きたいと考えている人は、是非上に上げた著書、岡部さんの記事などを読んでいただければと思います。

長くなって来ましたので、Part2に続きます。

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