スポーツ用品業界

【新卒向け】スポーツメーカー就職に英語力はどれだけ必要?TOEICの基準は?

スポーツに関わる仕事に就きたい人にとっては魅力的な企業でもあるスポーツ用品メーカー。

しかし募集人員はそれほど多くなく、競争率は高めの業界です。

今回はスポーツ用品業界でも国内最大手であるアシックスに新卒で入社した筆者の事例を参考に、新卒でスポーツ用品メーカーに入るのにどのくらいの英語力が必要かについて書いていきます。

 

想定読者

  • スポーツ用品業界に興味のある学生

 

個人的な結論は、、、

個人的な結論はこんな感じです!

  • 英語力が売り!というには、TOEICスコアだけではなく豊富な海外経験が必要
  • 純ジャパであれば、800点のスコアを持っていればアピールになる
  • TOEICを600点〜未受験の人も一定数いる。英語ができないから絶望!というわけではない!
  • 英語力は間違いなく見られているので、早期対策が重要!

以下で実例をもとに具体的な内容を書いていきます。

 

アシックスの海外売上比率は8割近い!

アシックスの本社は兵庫県神戸市にあり、日系の企業ではありますが売り上げの8割近くは海外となっています。

地域ごとの売上内訳(アシックスコーポレートサイトより引用)

そのため、アシックスグループの中でも、特に世界本社の機能を持つ株式会社アシックス(AHQ)においては英語力を含めたグローバルに活躍できる人材を求めています

一方で、アシックスジャパン(AJP)は日本支社の位置付けで、国内をメイン市場に業務を行います。年によって採用が別れていることもあるので、ここの違いは明確にしておきましょう。

アシックスのグローバル体制(アシックスコーポレートサイトより引用)

 

なお、国内二番手のミズノの場合は、海外売上比率は30%程度になっていますが。こちらも海外展開に力を入れているため、グローバル人材の需要は高いでしょう。

ミズノ社のリージョン別売上高(18年度決算資料より引用)

なお、筆者はミズノや他外資系企業の内情に詳しくないため、必ずしも他の企業にもあてはまるとは限らないことをご了承ください。

新卒で求められる英語力はどれくらい?

グローバル人材が求められていることは理解していただいた上で、では、一体どのくらいの英語力の人が入っているのでしょうか?

筆者と新卒同期入社は本社採用で30名程度。総合職がほとんどで、研究職・デザイン職が若干名という感じです。またジャパン採用は10名程度でした。

英語力はわかりやすくTOEICのスコアを用いて3つに大別できます。(実際に研修中にTOEICを受ける機会があります)

 

  1. 外国人・帰国子女・国際系/外国語系学部出身で長期留学経験者など

    TOEIC目安:900点以上
  2. 高学歴純ジャパ、国際系学部短期留学経験者など幅広い。本社採用のボリュームゾーン。

    TOEIC目安:600後半~800点代
  3. 英語に不安が残る層。ジャパンのボリュームゾーン。

    TOEIC目安600未満から未受験まで

①英語力トップ層

一番上のグループは、まさに語学力を含む海外経験が売りと言える人材の集まりです。毎年一定数いるボスキャリ採用組や、外国人留学生が入社するケースもあります。多くは帰国子女や長期留学経験者になります。

TOEICの目安としては900点以上になりますが、ガチガチにTOEICの対策を十分に行って点数のみが高い人というのは稀で、海外経験そのものが豊富な人が多かった印象です。

語学力やグローバルでの経験が自身の一番の売りだ!と考えている人はこの層を参考にすると良いでしょう。

筆者の同期だと本社採用の1/3がこの層でした。

②本社採用ボリュームゾーン

ボリュームゾーンのため少し範囲は広め。

本社採用であるならばここには入っておきたい。

この層でも、上位組は800後半のスコアを持っており、国際関係・外国語学部卒で留学経験者などがいます。短期留学を経験してる人もちらほら。

一方で英語はTOEICを最低限やりましたというような、純ジャパで600後半から700点台の人もいます。

なお筆者はここに属しており、当時のTOEICのスコアは805点でした。

TOEIC800点を超えていればボリュームゾーンの中で半分より上に入るくらいのイメージです。

③英語に不安が残る層

グローバル人材を求めている会社であっても、もちろん英語力がすべてではないので、本社採用でもTOEIC600点以下の人や入社前にTOEICを受けていなかった人もそれなりにいます。

また、アシックスジャパン採用の多くがここの層でした。

しかしながら、本社採用でここに入ったほとんど全ての人が面接で、英語は大丈夫なのか?と聞かれたといっていました。

英語は苦手だが、それに変わる別の専門性を持ち合わせている、もしくは入社後に足りない英語力をキャッチアップできる人材であることをアピールできれば、必ずしも入社の段階で英語ができなければならないというわけではないというのが筆者の考えです。

純ジャパはまず800点を目指そう!

自分の売りは英語力や海外経験だ!とアピールしたいのであれば、TOEICのスコア以上にそれなりの海外経験が必要になることと思います。

ただし、TOEICの対策をガチガチにやってスコアだけが高い人はあまりいない印象なので、900点以上取れれば表面上はトップレベルになることができるかもしれません。

多くの人は、英語はそこまでではないけれど、それなりにアピールはしたい!という層だと思います。このような人は目安としてまずは800点を目指しましょう。

理系院卒や他に専門性がある人で英語に苦手意識がある人ならば730点は欲しいといったところでしょうか。

文系学部卒なら英語くらいはできないと…

これは筆者が内定を頂いたあとに採用担当の人事から直接聞いた言葉です。

ある程度専門性がある理系や院卒と比べたときに、文系学部卒生にはより英語力を求める傾向にあるようです
もちろん、実際にTOEICを受けたことがない文系学部卒でも選考を突破している人も一定数います。企業も英語力だけで判断しているわけではないのはいうまでもありません。

しかし、英語に不安が残る人のほぼ全員が英語に関して面接で問われた経験を持っているため、不利に働いている可能性は否めません。

早い段階からTOEICの対策を行い目標スコアを取ってしまいましょう!

まとめ

本記事のまとめです。

  • 英語力が売り!というには、TOEICスコアだけではなく豊富な海外経験が必要
  • 純ジャパであれば、800点のスコアを持っていればアピールになる
  • TOEICを600点〜未受験の人も一定数いる。英語ができないから絶望!というわけではない!
  • 英語力は間違いなく見られているので、早期対策が重要!

また、入社段階では英語が苦手でも大丈夫かもしれませんが、入社してからは英語の必要性を感じることも少なくないでしょう。

特に役職があがれば必要性もどんどん増していきます。時間のある学生の間に英語の苦手意識を払拭しておきましょう!

ABOUT ME
@hironowa_ru
修士まではスポーツバイオメカニクスを専攻。新卒で総合スポーツ用品メーカーに入社し、デジタル分野の新規事業開発に従事。現在は日本代表選手団に向けた映像分析サポートを行っており、大学院でコンピュータビジョンの観点からスポーツ映像解析の研究を行っている。

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