Paper Reading

JUMP HEIGHT IN LADIES SINGLE FIGURE SKATING IN THE 18TH WINTER OLYMPIC GAMES IN NAGANO 1998

Paper Readingはほぼ自分用の簡易的な論文まとめです

・論文基本情報

JUMP HEIGHT IN LADIES SINGLE FIGURE SKATING IN THE 18TH WINTER OLYMPIC GAMES IN NAGANO 1998(1999)

Shinji Sakurai, Yasuo Ikegami, lppei Akiya, and Katsumi Asano

Nagoya University, Tsukuba University,

17 International Symposium on Biomechanics in Sports (1999) Proceedings

・どんな論文か

・1998年長野オリンピック女子シングルフリーでのジャンプの高さに関する調査(IOCオリンピックバイオメカニクス研究事業の一環)

・先行研究との差分(新規性)

・フィギュアスケートのバイオメカニクス研究はほとんど行われてきていない。

・以下の項目のばらつきの検定を分散分析を用いて検討(p<0.05)

  •  ジャンプの種類
  •  順位をもとにしたグループ間(A:1~8位、B:9~16位、C:17~24位)
  •  プログラム中の前半後半

 

・手法概要

・女子フリーの演技を60FPS、シャッタースピード11500s でパンニングビデオ撮影

・エッジが氷を離れた瞬間と着氷した瞬間を離氷、着氷と定義してジャンプの高さを推定 H(meter) = (g(m/s^2) ‘ T(s) ‘ T(s)) 18

・コンビネーションジャンプと、シークエンスジャンプを除いた138のジャンプを収集

・結果

・回転数が高いジャンプほど高さも高い傾向。しかし1Lz > 2Lz

・3回転で比較すると、Lzが最も高い。F以外のジャンプと有意差あり。トゥジャンプの方が高い。

・順位をもとにしたABCグループ間で有意差はなかった。

・プログラム前半と後半を比較するとに後半のほうがジャンプの高さが低い。回転数の少ないジャンプ、トゥジャンプが少ない、疲労が要因として考えられる。

・ジャンプの高さを正規化した上で、プログラム前半後半のジャンプの高さの減少率を比較。最も少なかったのはAグループであった。

・議論

・ABC間の比較においては全てのジャンプの平均を用いている点に疑問。ジャンプの種類において高さの有意差が認められている。プログラム構成は皆バラバラ。

・この結果から回転数の多いジャンプの成功にはジャンプ力の高さが主な要因であるとの結論にもっていけるのか?

・その他

ABOUT ME
@hironowa_ru
修士まではスポーツバイオメカニクスを専攻。新卒で総合スポーツ用品メーカーに入社し、デジタル分野の新規事業開発に従事。現在は日本代表選手団に向けた映像分析サポートを行っており、大学院でコンピュータビジョンの観点からスポーツ映像解析の研究を行っている。
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